お子さんがセットログ(setlog)を使っている、あるいは使いたいと言っている。禁止するかどうかを決める前に、どういう仕組みのアプリなのかを把握しておくと判断しやすくなります。
どんなアプリか(3行で)
- 1時間ごとに通知が届き、そのたびに数秒の動画を撮る
- 深夜0時に、その日の記録が自動で1本のVlogになる
- 複数人で同じ「ログ」に入ると、全員の記録が並ぶ
アプリストアの年齢制限は13歳以上です。日本では中高生を中心に広まっています。
安心できる面
先に、心配しなくてよい部分を書いておきます。
- 不特定多数へ公開する機能がありません。 投稿が世界中に見られる作りではありません
- ID検索やフォローがありません。 知らない大人が名前で子どもを探すことはできません
- コードを渡さない限り、誰も入ってきません。
一般的なSNSと比べると、閉じた作りになっています。
それでも押さえておきたい3点
1. 参加者を外せない
ログには、参加した人を退出させる機能がありません。承認も招待の停止もできません。コードを外に出すと、入ってきた人を追い出せない——これがこのアプリで最も重要な性質です。
2. 顔と生活圏が繰り返し写る
1日に何度も撮るため、自宅の周辺、通学路、教室、部屋の様子が積み重なって記録されます。1枚では分からなくても、まとまると生活圏や行動パターンが推測できます。
3. 記録は外に持ち出せる
同じログの参加者は、スクリーンショットや画面録画で記録を外部へ転載できます。技術的に止める手段はありません。
話し合うときに伝えたいこと
「危ないからやめなさい」よりも、次の3点を共有するほうが実効性があります。
- コードを外に出さない。 SNSや掲示板に貼ると、知らない人が入ってきて、追い出せなくなる
- 撮る場所を選ぶ。 学校、通学路、家の周りは繰り返し撮らない。制服や名札にも注意
- 撮らなくていい。 通知が来ても撮らない選択ができる。空欄になるだけ
3つ目は特に伝える価値があります。「全部埋めなければいけない」と思い込んでいると、撮ってはいけない場所でも撮ってしまいます。
一緒に確認するとよいこと
- 表示名やログの名前に、本名や学校名が入っていないか
- 誰と一緒のログに入っているか(顔ぶれを把握しているか)
- コードをどこかに公開していないか
コードを公開する場について
セットログのコードを交換する掲示板は、当サイトを含めて複数存在します。当サイトは18歳以上限定で運営しており、未成年の連絡先掲示を仲介しない方針を取っています。
ただし、すべての場が同じ方針とは限りません。お子さんがコードを公開していないかは、確認する価値があります。
まとめ
- 不特定多数への公開機能やID検索は無く、閉じた作り
- ただし入った人を退出させられないのが最大の注意点
- 顔と生活圏が繰り返し記録され、外部へ持ち出されうる
- 「コードを出さない」「撮る場所を選ぶ」「撮らなくていい」を共有する
アプリの仕様は更新によって変わることがあります。最新の情報は公式の案内やアプリ内の表示をご確認ください。